済州島・未来書房
済州牧官衙(官庁のこと、朝鮮王朝時代済州は済州牧という行政区域だった)や済州邑城(12世紀、耽羅国の時代からあったもので済州市の旧都心を代表する文化遺産のひとつ、一部城壁が残っている)に興味があって、島に行くたびに時間があれば付近を散策するのが楽しみになっています。
西門があったという交差点から時計回りに、城壁があったという道を歩きました(3分の2くらい回れたかな?)。韓国の主要都市では日本統治時代に城壁を壊して道路を整備し、近代的都市建設の計画が進められましたが、伝統的なものを徹底的に破壊した歴史であることを忘れてはいけません。写真はこちらから
西門交差点周辺は気をつけてみると、日本家屋らしきものをちらほら見かけます。小さな路地に入ってうろうろしていると、ずいぶんと天井の低い食堂が見えてきました。ちょうどお腹もすいてきたので、こういう古いお店って結構おいしいよね、なんていいながら看板をよくみると、何か様子が違います。
미래책방
ミレチェッパン、未来書房
?本屋さん?
ガラガラガラ、と音を建てて扉を開けるとそこは本屋さん。これからの未来、何をして生きていこうかな、そんな生きるヒントを与えてくれるような本をジャンル関係なくならべているそうです。店の奥では中古フィルムカメラとフィルムを販売しています。
そして人懐こい猫が二匹。
あとでインスタグラムで知りました、チャンポンと天ぷらという名前なんですって。
敷き詰めた小さな緑色のタイルやレトロな椅子がとても印象的でした。
0コメント